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​高田まつり

​ 岐阜県養老郡養老町高田は、古くから交通の要衝地として栄え、現在も商店街として往時の面影を残します。
 商店街内にある愛宕神社では、毎年5月第3土日に「高田まつり」と称される祭礼が執り行われます。
 約250年続くこの祭礼には、東軕組・西町軕組・下河原軕組が所有する
絢爛豪華な3輌の軕(やま)(=山車)が曳き出され、約3万人の観光客を魅了しています。

​起源

 美濃国多芸郡島田村高田(岐阜県養老郡養老町高田)は、
濃州三湊(船付・栗笠・烏江)を中心として河川交通の要衝地と
なり、在町の高田を中心に発展してきました。島田村の氏神神社とされてきたのが、田代神社です。
 この田代神社の祭礼興業物「あやつり人形」を巡って、
1757年(宝暦9年)に氏子間で論争が起きました。論争は、笠松代官所へ訴訟になるほどごたつき、興業物は中止となってしまいました。
 この代わりに、愛宕神社の祭礼を盛んにしようと、同年に下河原の若衆が愛宕神社に獅子にわかを奉納し、1762年(宝暦
12年)には、東町に御旅所を設け、軕を3輌曳き出すようになりました。

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